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坐骨神経痛症状のある坐骨神経を見てみよう!


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!お尻やもも裏、足まで症状の広がる可能性のある坐骨神経痛、その症状に悩まされている方々が当店をご利用されるケースも多いです。今回は、そんな坐骨神経痛の症状が出現している場合の坐骨神経自体は、一体どのような状態になっているのか、エコーを見ながら確認していきましょう!

坐骨神経の場所

上の図は、右足のお尻からもも裏までを後ろから見た図です。詳しいことは割愛いたしますが、坐骨神経は、お尻の奥にある股関節のインナーマッスルである梨状筋という筋肉の下から出てきて、もも裏にあるハムストリングスという大きな筋肉の下へと潜り込んでいきます。坐骨神経に限らず、神経の周りにはファシアと呼ばれる構造物や、脂肪(ファシアに含まれる)が存在し、これらが神経とその周りの筋肉などとの摩擦を軽減する役割を持ち、体の中を神経がある程度の自由度を持ってツルツルと滑って動ける余裕を確立しています。

坐骨神経痛の原因

筋肉の間などを走行している坐骨神経ですが、接している筋肉の硬さや、坐骨神経と筋肉との間の癒着などが生じると、坐骨神経自体の血行不良などにより、坐骨神経の担当領域に痛みや痺れを発生させる可能性があると言われています。坐骨神経自体にトラブルがなくても、椎間板ヘルニアなどの背骨に近い部分のトラブルでも、坐骨神経痛を生じる場合があると言われています。

実際に坐骨神経を見てみよう!

それでは、坐骨神経痛のある状態の坐骨神経をエコーを使って実際に見てみましょう!今回は、下の画像のオレンジの丸の部分で確認してみます!

エコーでみる坐骨神経

下の動画は、坐骨神経痛のある方に対して、施術前後の坐骨神経の状態をエコーで観察しているものです。坐骨神経を写した状態のまま、エコーでもも裏を押すことで、坐骨神経が周囲の筋肉との間でどのように動いているのかを観察しています。施術前(before)の坐骨神経は、周りの筋肉にベタベタに張り付いているのか、動きがあまり出ていません。一方で、施術後(after)の坐骨神経は、周りの筋肉の間をニュルニュルと滑って移動できるのが確認できます。

この方の場合は、施術により坐骨神経周囲の動きが良くなったことで、もともとあったもも裏や足の症状は改善されました。

高崎整体ネイバーマン

いかがでしたでしょうか?坐骨神経痛の原因は、一つではありませんが、今回の動画にあったように、神経周りの硬さが原因となる場合も存在します。高崎整体ネイバーマンでは、姿勢や体の動きの確認や、エコーを使用した詳細な身体評価を行い、施術の前に不調の原因を探し出します。なかなか良くならないお体の不調でお困りの方は、お気軽に高崎整体ネイバーマンにご相談ください!

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