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筋膜の柔軟性を高める方法


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!近年、痛みや痺れの原因部位として世界的に「筋膜」が注目されています。今回はそんな筋膜の柔軟性を改善する方法のひとつをお伝えいたします。ご興味のある方はぜひ読んでみてください!

筋膜はストレッチで伸びるのか

筋膜の機能改善には様々ありますが、そのひとつには筋膜の適度な柔軟性を保つことが重要とされています。柔軟性改善の方法を考えると、代表的なものとしてストレッチが浮かびますが、果たしてストレッチで筋膜は伸ばされるのでしょうか?結論から言うと、筋膜は、ただ筋肉を伸ばして静止しておくストレッチだと効率よく伸ばすことはできません。ではどのように筋膜を伸ばすのでしょうか?それを知るためには、普段私たちの体で筋膜がどのような時に機能しているのかを知る必要があります。筋膜のストレッチは機能的な体の柔軟性を手に入れるために重要な要素です。まずは筋膜の機能を見ていきましょう!

筋膜はどの様に機能しているのか

少し話は変わりますが、カンガルーがなぜあのように高くジャンプできるかご存知でしょうか?答えはカンガルーの足の構造と筋膜の機能にあります。カンガルーのジャンプは、足首を反り返した際に、足の筋膜が伸ばされて、その伸ばされた筋膜が伸ばされることに反発するバネのようなエネルギーを生み出し、そのエネルギーを利用し高いジャンプを行なっていると言われています。驚くべきことに、この際、足の筋肉の長さはほぼ変化せず、筋膜の長さの変化によるバネ機能がこの動きを担っているそうです。カンガルーだけでなく、人間の足の動きにも同様の機能が備わっているらしく、人がジャンプ着地をしてからクイックで次の動きを行う際も筋膜のバネ機能によってエネルギーが生み出されているようです。

筋膜を効率よく伸ばすストレッチ

つまり、筋膜というのは、伸ばしたところから反発するようにもとの姿勢に戻る際、全体が効率よくストレッチされると言われています。具体的な方法として、ふくらはぎの筋膜をストレッチを例に挙げます。階段の段差で踵が浮くように足先だけ段差に足をかけ、体重を落としてアキレス腱をストレッチした後、その姿勢から背伸びをするような運動です。伸ばして縮める。このような運動を行うと筋膜は刺激の入った場所全体が効率よくストレッチされるのです。これを応用すると様々なことができます。例えばラジオ体操です。体操中に各運動で体を伸ばす時ではなく、元の姿勢に戻す時に意識を向けることで筋膜によく刺激が加わるかもしれません。ポイントは、従来行っていた伸ばして静止する静的なストレッチでは、筋肉は伸びても、筋膜は効率よくストレッチできないということです。

高崎整体ネイバーマン

筋膜の機能を高めるためには、今回ご紹介したもの以外にも様々な方法があります。当店では、慢性的な痛みや痺れの改善のために、手技や運動、電気刺激などを活用し、筋膜のコンディショニングを行なっています。なかなか治らない症状などでお困りの方は、お気軽にご連絡ください!

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