慢性的な坐骨神経痛のようなお尻の痛み、ももの痛みをお持ちの方です。
腰の筋肉と筋膜を柔らかくして痛みが2/10になりました。
本日の施術紹介です!
🟡が痛む場所

🟢が施術した場所です。

病院に行って、レントゲンをとっても異常なく、坐骨神経痛ですと言われたそうです💡
坐骨神経は、お尻の深くにある梨状筋という筋肉の下から出てきますので、単純に梨状筋が硬くなってしまうと神経に異常な刺激を入れてしまい、🟡の部分(ふくらはぎや足まで行くこともあり)に症状が出現してしまうことがあるようです。
また坐骨神経痛が出現する理由には他にも原因があるようです。
ひとつ目は腰に負担がかかることで、お尻の梨状筋が硬くなってしまい、坐骨神経痛が出現してしまうケース。
梨状筋を担当している神経は、腰の5番目の神経と、仙骨から出る1番目と2番目の神経です。
これらと同じ場所から出る神経(脊髄神経後枝内側枝という神経)が異常に刺激されると、反射性攣縮(はんしゃせいれんしゅく)といって、梨状筋が硬くなってしまうと言われています。
脊髄神経後枝内側枝は腰の関節やその周りの筋肉を担当している神経なので、腰に負担がかかっていると、お尻の梨状筋が硬くなり、坐骨神経痛が出現する可能性があるということです。
ふたつ目は、仙腸関節(お尻にある大きな関節)に負担がかかることで、お尻の梨状筋が硬くなってしまい、坐骨神経痛が出現してしまうケース。
仙腸関節も、関節の前側は腰の4番5番、仙骨の1番から出る神経(脊髄神経前枝という神経)が担当していて、関節の後ろ側は、腰の5番、仙骨の1番2番が担当しています。
やはり仙腸関節と梨状筋を担当している神経は出てくる場所が被っています。
そのため、仙腸関節周りの刺激で、梨状筋に反射性攣縮が起こり、坐骨神経痛が出現してしまう可能性があるのです。
ということで、前置きが長くなりましたが、これらの情報を踏まえて、お体のチェックからスタートです!
まずは梨状筋の硬さをチェックします。
触っても伸ばしても硬さが目立ちました!
次に腰の関節です。
体を後ろに反ると🟡に痛みが走ります。
腰の関節や関節周りに負担がかからないような姿勢をつくり、同じ動きをしてもらいました。
すると🟡の痛みはかなり弱くなるとのこと。
これは関節が怪しいですね!
最後に仙腸関節もチェックです。
仙腸関節周りに負担のかからないようなポジションをつくり、痛い動きを確認します。
特に変化ありませんでした。
チェックで反応がありました関節周りを詳しく見ていくと、多裂筋という筋肉と、そのやや上の筋膜が硬くなっていました。これらの情報から、今回は🟢の部分に施術を行っていきました!
十分に柔らかくなったのを確認して、再度痛む動きを確認してみます。
「かなり楽になりました!!」
始めの痛みを数字の10とすると、2くらいまで改善されたそうです🙌
よかったです。
次回はなぜ腰が硬くなってしまったのかを調べるために、股関節や上半身のチェックもさせていただくよう説明して、本日は終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※本投稿にご本人様の同意取得済み
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