慢性的な股関節の痛み、ももの痛みをお持ちの方です。
股関節周りと膝、腰を柔らかくして、痛みが1/3になりました。
本日の施術紹介です!
🟡が痛む場所


🟢が施術した場所です。


お体チェックからスタートです。
痛む場所は股関節の前と後ろで、前の痛む場所を押すとももまで痛みが響く様子。
とある研究では、股関節が痛んでいる方は、関節を包む袋と同じ神経が担当している場所に痛みを飛ばしてしまう可能性があるという報告がされています。
今回のももの痛みも、股関節から響いているのでは?
と考え、股関節を詳しくチェックしていくことにしました。
ベッドへ横になって股関節を曲げてもらいます。
少し痛むようです。
力を抜いてもらい、今度は僕が股関節を曲げます。
やはり痛むようです。
ご自分で曲げた時と、僕が曲げた時で股関節の可動域は変わりませんでした。
ご自分で動かす→痛い
僕が動かす→痛い
可動域→どちらも同じ角度しか動かない
このような反応が見られた時は、関節を包んでいる袋の硬さやその周りにある靭帯が刺激されて痛んでいる事を疑います。
曲げる動きだけでなく、後ろへ引く動きも同様でした。
もう少し詳しく見ていきます。
足全体の位置を確認します。
脱力して横になっている状態では、右足のつま先の方が外を向いていました。
安静にしている時から右の股関節が外にひねられているご様子です。
筋肉の硬さを見ていくと、股関節の内側と後ろ側の筋肉に硬さがあり、伸ばした時に痛みを強く感じてらっしゃいました。
股関節の痛みが出ると、やはりももまで少し響く様子。
おそらくですが、股関節の内側(内転筋)と後側(外旋筋)の緊張が高く、股関節を包む袋やその周りの靭帯に過度なストレスがかかっているのではないかと考えました。
関節の袋の硬さはすぐにとれるものではありませんが、極力過度な負担がかからないように、内転筋と外旋筋を柔らかくすることに決定です!
入念に柔らかくしていきます。
手の届かない奥の硬さは、軽い運動をしてもらいながら柔らかくしていきます。
先程動かして痛かった動きが痛くなくなっているのを確認し、実際に歩いていただきます。
「まだ痛いけどさっきより良いです!」
良い反応です。
次は筋膜をチェックしていきます。
お話をお聞きすると、数年前に膝を痛めたことがあるようでした。骨盤の動きがうまく出ていないことにも注目して、このような情報から気になる部分をチェックしていきます。
すると🟢の部分に硬さがありました。
硬かった🟢の部分を柔らかくするように、ソフトな刺激で施術していきます。
十分に柔らかくなったところで歩いていただきます!
「あ〜さっきよりまたいい感じです〜。初めからみると1/3くらいです!」
よかったです💦
今日はこれにてタイムアップでしたが、残り1/3痛みが残っています。
次回は、今日お帰りになられたあとの反応を確認するのと、今日施術した部分と関係のある場所の筋膜の再チェック、今日チェック出来なかった腹筋のチェックなどを行わせていただくようお話ししました😊
※本投稿にご本人様の同意取得済み
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Neighbor Man(ネイバーマン)
浅賀亮哉
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