慢性的な腰痛をお持ちの方です。
腰の筋肉のリラクゼーションと、股関節〜ももの筋膜を柔らかくして痛みが無くなりました。
🟡が痛む場所

🟢が施術した場所です。



お体チェックからはじめます!
お話をお聞きすると、とにかく腰が痛いとのこと。
まずは腰の何が痛いのかを確認していきます。
痛い場所は指一本でさせますか?という質問です。
させます。ここです。
🟡の場所が痛むご様子。
痛む場所が左右どちらか一方で、さらに指一本でさせる場合は、関節周りの痛みを予想します。
ちなみに、指ではなく、手のひらでこの辺!と広い範囲を表現する場合は、筋膜の痛み。
腰に帯を巻いているように左右をまたいで痛みがある場合は、椎間板の痛み。
痛みがお尻→足へと一本の線で繋がっているような痛みは神経の出口が原因。
お尻、もも裏、スネというように一本の線ではなくバラバラに痛む場所はお尻の大きな関節(仙腸関節)が原因。
まずはこのようにあたりをつけます。
今回は、右だけにある指一本で示せる痛みなので、関節周りを疑ってみます。
痛い動きをチェックします。
上に反らしたり、前かがみになったり、、
すると、ある場所で急にズキッとした痛みがありました。
途中までなんともなく、急にズキッと来るのも、関節周りに原因がある特徴です。
やはり関節周りが怪しい🤔
もう少し詳しく見ていきます。
痛む関節が動かないように一ヶ所腰の骨を押さえて、痛い動きをもう一度見てみます。
「あ、楽です。」
ビンゴかな!?
でもまだ落ち着いて考えます。
腰の関節は、関節のすぐ上にある多裂筋という筋肉を担当する神経と同じ神経が担当しています(脊髄神経後枝内側枝という神経)。
なので、この多裂筋がパンパンに硬くなっていると、関節が痛むような感覚や関節が痛んでいるような動きの反応が出てしまう可能性があります。
なので筋肉の状態もチェックします。
多裂筋を軽く押してみます。
奥に響くそうです。
多裂筋の硬さが関節に痛みを出している可能性ありです。
筋肉の動きの確認に移ります。
腰回りの筋肉をひとつひとつ違う方法で動かして観察していきます、
腸肋筋という筋肉を使った時→痛みなし。
腰方形筋という筋肉を使った時→痛みなし。
多裂筋を使った時→痛ッ⚡️
やはり多裂筋痛むようです。
まとめます!
・関節が痛んでいる時に見られる反応がありました(指一本で片側のみの痛み)。
・痛む関節が動かないようにすると腰を動かしても痛みがありませんでした。
・関節と同じ神経に担当されている多裂筋という筋肉を使った時に痛みが出ます。
・多裂筋を押すと奥に響く痛みがある。
これは、多裂筋を柔らかくしながら関節の動きを良くしていこう!そう思い施術スタートです。
多裂筋にリラクゼーションを行って柔らかくしてみます。
腰を動かしながら多裂筋を軽く押したり伸ばしたり縮めたりします。
柔らかくなったなと思ったところで痛い動きを見てみます。
どうでしょう?
「あー!楽です!ちょっと残っているけど、かなり良いです!」とのこと
よかったです😭
でもまだ安心できません。
痛みの原因がわかっても、そこが痛くなってしまった原因が他にあるはず。
いわば、原因の原因というやつです。
体の関節は、1ヶ所動きが悪くなると、他の関節がカバーをしてくれるので、カバーした関節に負担がかかります。
今回は、どこかの動きの悪さを腰がカバーして、多裂筋が硬くなってしまったのかもしれません。
追加チェックで、肋骨や股関節や膝、足首などチェックしていきます。
膝と股関節の動きが悪そうでした!
それでは、膝や股関節周りの筋膜をチェックしていきます。
硬い場所がいくつかありました。🟢の場所です。
硬さがとれて柔らかくなるまで、ソフトな刺激で🟢に対して施術を行います🫳
柔らかくなったところで、また痛かった動きを再確認!
「あー!大丈夫です!痛みないです!」とのこと
よかったです😭
本日の施術はこれにて終了!
4日後に痛みの変化を電話で教えてもらう約束をしました。
ありがとうございました!
※本投稿にご本人様の同意取得済み
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Neighbor Man(ネイバーマン)
浅賀亮哉
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