慢性的な足の痺れをお持ちの方です。
2回目のご来店の方です
前回の施術で腰〜もも裏の痛みは治りました!でも足のしびれる範囲が広がりました。とのこと。
今回の施術では、スネやももの筋膜を緩めて痺れが1/3になりました。範囲は変わりませんでした。
🟡がしびれる場所

🟢が施術した場所


以前の投稿でもご紹介した初回ご来店時は、腰からもも裏まで痛みがあり、現在の場所にもしびれがありました。
詳しくお体をチェックさせていただき、お尻にある大きな関節(仙腸関節)の周りを柔らかくする事で痛みが無くなりました!
ただスネのしびれは全く変わりませんでした。
今回2回目のご来店ですが、その後、腰〜もも裏の痛みは再発していないようです!
よかったです。
ただ、スネの痺れが変わらず、しかも範囲が広がってしまったようです。
腰〜ももの痛みが取れたので、日常生活はだいぶ楽になったそうですが、しびれがあっては気になります。
引き続きお体のチェックから始めます!
前回は腰回りを詳しくチェックしたので、今回はしびれのある場所を詳しく見ていきます。
まずは神経から。
痺れのある場所を担当している神経と、同じ神経が担当している筋肉の筋力をチェックしていきます。
特に異常はありませんでした。
神経の反射も異常なし。
痺れが強くなる動きを探していきます。
腰を反ったり、お尻や膝を伸ばしたり、ありとあらゆる動きをしてもしびれの強さは変わりません。
でも常にしびれがある。
手がかりが見つかりません。。
行き詰まった時、僕は血流のチェックをします。
足の甲で脈をとってみます。
なんだか若干右が弱い気がしました。
本当に血流かな?
エコーで見てみます。
しびれの範囲を担当している血管は、前脛骨動脈(ぜんけいこつどうみゃく)という動脈です。
エコーで見てみると、前脛骨動脈の拍動が弱い事がわかりました!!(下のエコー画像。青丸で囲んだ部分に赤い色がついていない)

よく話をお聞きしてみると、しびれの強さは朝方より夕方強くなるそうです。
お風呂に入ると多少楽になるとのこと。
これは沢山筋肉を使ったあとに悪化して、入浴などで筋肉がリラックスされたり、血流が良くなると症状が改善しているのかも知れない!
そう考え、この前脛骨動脈の拍動を取り戻すための施術をすることに決定しました。
前脛骨動脈は、膝から下の筋肉に挟まれながら走行しています。
筋肉がパンパンになってしまうと血流は悪くなってしまいます。
ただ筋肉がパンパンでも、筋肉を包んでいる筋膜が柔らかく、伸び縮みに余裕があれば、血管を圧迫してしまうことはないと考えています。
そのため、膝から下の筋膜と、それに関係している筋膜の硬さをチェックしていきました。
筋膜は🟢の部分が硬くなっていました。
柔らかくなるように入念に施術を行い、再度血流をチェックしてみます。
下の写真のように、拍動が施術前より良くなっているのがわかりました!

肝心のしびれはどうでしょう。
1/3になっているそうです🎊
よかったです💦💦
ただ、全部取りきれているわけではなく、範囲も狭くなっていないとのこと。
筋膜を柔らかくする施術を行い、膝から下の血管周りにスペースの余裕を持たせる事で症状が改善に向かうことがわかったので、次回も引き続き、同様の考え方でチェックさせていただくようお話をして、本日はタイムアップ!
前回目をつけた仙腸関節とは別の原因でしびれていたのですね!
※本投稿にご本人様の同意取得済み
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浅賀亮哉
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