その痛み何が原因?痛みの出方の特徴
こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です。なかなか良くならない慢性的な痛みにお悩みの際、何が原因なのか分からずモヤモヤすることも多いと思います。今回は、痛みの出方の特徴から、おおよその原因を予想する方法をお伝えしていきます。ご興味のある方はぜひ読んでみてください!
痛みの原因部位の種類
腰痛を例に挙げます。腰が痛いと感じた時にどのようなタイミングでどの様な痛みが出るかを確認していきましょう。腰痛の原因部位には、大きく分けて以下の様なものがあります。
- 筋・筋膜
- 椎間関節
- 仙腸関節
- 椎間板
- 神経
これらの痛みの出方の特徴を見ていきましょう!
痛みの出方の特徴
筋・筋膜(きん・きんまく)
筋・筋膜性の腰痛は、痛みの部位が、指一本で示せるピンポイントの位置にある場合や、手の平で「この辺」と示せる様な広範囲な場合があります。痛みの出方の特徴は、動きの角度に比例して痛みが強くなると言われています。立った姿勢から前屈をすると、体が前に倒れる角度に比例して「イテテテテ」と言う反応が出てきます。または、前屈で痛みがなくても、前屈した姿勢から体を元に戻す時に「イテテテテ」となる場合も同様です。
椎間関節(ついかんかんせつ)
椎間関節とは、背骨と背骨をつなぐ関節のことです。椎間関節性の腰痛は、痛みの部位が痛めている場所に限局する場合が多いです。右の椎間関節を痛めている場合は右の痛めている場所の椎間関節に、指一本で示せる部位の痛みが出ます。痛みの出方の特徴は、体を後ろに反らした時や、左右どちらかに捻った時に、ある角度で急にズキッとした痛みが出ます。
仙腸関節(せんちょうかんせつ)
仙腸関節とは、骨盤を構成している大きな関節です。仙腸関節性の腰痛は、痛みの部位が腰だけでなく、お尻や、もも、すねなど、広範囲に出現する場合があります。この痛みは、全てが線で繋がったように痛むわけではなく、離れた場所に痛みが出現する形となります。痛みの出方の特徴は、片足立ちができなかったり、膝を伸ばしたまま体を後ろに反る動きで痛みが再現されたりします。逆に、膝を曲げれば体を反っても痛みが出ないケースもあります。
椎間板(ついかんばん)
椎間板とは、背骨と背骨の間に存在するクッションのようなものです。椎間板性の腰痛は、痛めている椎間板の場所に、横に広がる様な帯状の両側性の痛みが出現します。痛みの出方の特徴は、体を前に倒す前屈動作など、体を前に丸めるような動きで痛みが出現する場合が多いです。
神経(しんけい)
神経性の腰痛は、足まで広がる痛みを伴う場合があります。この際の痛みは、仙腸関節性の痛みと異なり、一本の線で繋がったような、連続性のある広範囲な痛みとなります。痛みだけでなく、筋力低下や感覚低下、痺れなどを併発する場合もあります。痛みの出方の特徴は、立った状態で、腰を捻って後ろに振り向く動きや、腰を後ろに反らした際に、足まで広がる痛みが出現することが多いです。
痛みを改善するためには?
ここまで説明したように、腰痛一つとっても、痛みの原因部位は様々です。しかも一つの原因だけでない場合もあります。さらに言うと、これらはあくまでも痛みの原因部位であって、この原因を作り出してしまった原因は、痛い場所と離れた場所にある場合や、生活背景にある場合がほとんどです。
このような痛みの改善には、しっかりとお体の状態をチェックすることが必ず必要になりますし、改善に向けた施術や運動も人それぞれ異なります。誰でも同じように必ず症状が良くなり再発もしなくなるような魔法のような施術は存在しません。
とにかく症状を改善するためには、詳細なボディーチェックが必須条件だと考えています。
高崎整体ネイバーマン
高崎整体ネイバーマンでは、痛みの原因部位とその原因を作り出してしまった原因部位を探すために、しっかりと時間をかけてボディーチェックを行わせていただきます。そこで得られた情報から、高崎整体ネイバーマンにできることとできないことを適切に判断し、時には医療機関とも連携をとりながら症状の改善メニューをご提案させていただきます。なかなか治らない痛みや痺れでお困りの方は、高崎整体ネイバーマンにお気軽にご相談ください!
- 2023-07-11
- カテゴリー:豆知識
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