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ズボンの履き方と腰痛の関係


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!皆さんは、ズボンのサイズは少しゆとりのあるようなサイズがお好きですか?それともキツめのズボンがお好きですか?体型や好み、ズボンの形によってもまちまちですが、ズボンの履き方でも腰痛リスクを高めてしまう場合があります。今回はズボンと腰痛リスクについて考えていきます!ご興味のある方はぜひ読んでみてください!

正しいズボンの履き方とは?

インターネットで正しいズボンの履き方を調べてみると、実際にはズボンの形や体型、好みによって変わるものであって、これが正解!というものがはっきり出てきませんでした。こう着用すればスッキリ見える。こう着用すると野暮ったく見えるなどはあるようです。ただ、ズボンのサイズや履き方によっては腰痛リスクを高めてしまうものがあります。今回はそういったものを紹介していこうと思います。

大きいズボン

それでは早速みていきましょう!まずは下の図のように、サイズが大きいズボンを履く時についてです。

大きいズボンを履くと、ズボンが下にずり落ちてしまわないように、反り腰になる傾向があります。要は、腰を反ってお尻を後ろに突き出すことで、ズボンをお尻に引っ掛けて立っているということです。上の図のように、細い方が極端に大きなズボンを履く時にはベルトをすると思います。これなら問題ありませんが、ベルトをしなくても大丈夫かな?どうかな?的な微妙に大きいサイズを履く場合に、今回説明したような反り腰が起こりやすいです。もしくは、お腹を膨らませるように力を入れながら、内側からズボンにお腹を押し付けて止めるパターンもあります。

反り腰の場合は、腰の筋肉や関節に負担がかかりやすくなりますし、お腹を膨らませるパターンではいつもより太って見えてしまうでしょう。

通称“腰パン”

ズボンやパンツを通常より下の位置で履く履き方は、通称“腰パン”と呼ばれています。腰という文字が使われていますが、実際には、図のように骨盤の高さよりも下にベルトのラインが来ることから、股関節でズボンを履いていることになります。

股関節で履くということは、ベルトで締める場合には股関節周囲の筋肉が圧迫されて常に押さえつけられている状態になりますので、単純に股関節が動きずらくなります。さらに機能レベルでは、股関節周囲の血行不良や筋肉・筋膜の癒着、皮下脂肪の滑走性低下などに繋がってしまいます。股関節は本来よく動くべき関節なので、動きが悪くなってしまうと膝や腰に負担がかかるようになってしまうでしょう。

一方、ベルトを締めない場合には、ズボンがずり落ちないようにガニ股になりやすくなります。ガニ股で常に歩くことは、坐骨神経痛や股関節痛、それにともなう腰痛の発生リスクを高めてしまいます。

きついズボン

きついズボンでは、画像のイメージ通り全体がかなり窮屈ですよね。この場合も、骨盤や股関節周囲の血行不良や、筋肉・筋膜の癒着、皮下脂肪の滑走性低下が起こりやすくなってしまいます。足のむくみや、足腰の筋力低下に繋がるリスクですね。妊活中の女性にも、骨盤周囲の血行不良を誘発するリスクがあるので、良くないと言われています。

不調を回避するズボンの履き方とは?

今回紹介した、お体の不調を出現させるリスクを少しでも少なくするという観点で、良いズボンの履き方をご紹介します。

上の図のように、骨盤の高さより上、もしくは骨盤の高さに少しかかるぐらいの位置にベルトのラインが来る位置のサイズ感(ベルトを使用する場合はベルトの位置がこの高さに来る)が良いと思います。

特に力を入れたり反り腰にならなくても、自然と骨盤に引っかかり、ズボンがずり落ちることはないです。ズボンがかかるくらいの高さでは、極端に強く圧迫しない限り、筋肉の過度な圧迫も避けられますし、血行不良なども避けられます。洋服のことは詳しくわかりませんが、見た目も綺麗に見えるのではないでしょうか?

高崎整体ネイバーマン

いかがだったでしょうか?オシャレとは違った視点から洋服を見るのもたまには面白いのではないでしょうか?ぜひ、お買い物の際に意識してみてください!また、今回のように、日常の中で痛みの予防方法がもっと気になる!という方や、腰痛やその他体の不調でお困りの方は、お気軽に高崎整体ネイバーマンにご連絡くださいね!

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