天気と痛みの関係
こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!天気が悪くなると古傷が痛む!頭痛がする!関節が痛む!そういった経験をされることがあると思います。ということで、今回は、天気と痛みの関係についてお話ししていこうと思います。ご興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!
天気と痛みって関係しているの?
子供の頃、「古傷が痛む」という言葉をかっこいいと思っている時期がありました(笑)。大人になって医療機関に勤め出すと、当時関わらせていただいた多くの患者さまから、このフレーズをお聞きしました。すごい人になると、「腰が痛いから明日は雨だな。」「天気予報だと数日天気がいいみたいよ。肩も痛くないし多分当たっているわ。」など、百発百中の天気予報士さんまでいらっしゃいました。天気と痛みは本当に関係するのでしょうか?
答えはイエス!関係があるそうです💡ではどのように関係しているのでしょうか?その一説を説明していきます。
気圧と耳の関係
諸説ありますが、その一つとして、気圧と耳の関係があります。天気が悪くなると、気圧が低下します。人の体にはこの気圧をキャッチするセンサーが備わっていて、内耳と呼ばれる耳の中の奥深くにそれは存在しています。
内耳のセンサーが低気圧をキャッチすると、脳内の視床下部という場所が刺激され、そこから交感神経を刺激する信号が発せられるそうです。交感神経が刺激され、その活動が亢進すると、ノルアドレナリンという物質が血中に放出され、痛みを感じる神経を刺激するそうです。
これがお天気痛のメカニズム!ですが、、、ここまでの話を聞くと、天気が悪くなると全人類がみな体が痛くなるのでは?と考えてしまいます。そうでは無いようです。気圧低下に反応して痛みが出やす状態にはパターンがあるそうです。今度はそのパターンについてお話ししていきます!
痛みが出やすいパターン
気圧低下に反応して痛みが出やすいパターンには以下のようなものがあるそうです。
- あらかじめ神経損傷や炎症が存在する(または過去に神経損傷や炎症で長期間の痛みを経験したことがある)。
- 内耳の神経が過敏になっている。
- 寝不足や食生活の乱れで自律神経が乱れている。
それでは、1〜3に対するそれぞれの対策を考えていきましょう。
痛みの予防
ここからは、前に説明した1〜3のパターンに対する予防方法について説明していきます。
- 1のパターンは、人間が誰しも持ち合わせている反応の一つです。何らかの神経の症状や、炎症症状により治療中の場合などに発症することが多いそうです。引き続き医療機関で治療を完了しましょう!もし、心当たりがありながらも病院受診をされていない方がいましたら、早めに病院へ行きましょう!
- 2は、乗り物酔いが激しい方などに多いそうです。耳の血行を良くすることが、気圧センサーの過度な働きを抑え、お天気痛の予防にもつながるそうです。耳の血行を良くする方法のひとつとして、耳のマッサージがあります。やり方は、耳をつまんで前後ろ上下に動かしたり、グルグル回したり、耳の周りを動かしてマッサージをすることだそうです!
- 3は、生活習慣ですね!睡眠の質を上げて早寝早起きする。食事は食べ過ぎ飲み過ぎに注意して、3食必要量を食べる。朝起きたら15分ほど日光に当たる。適度な運動を心がける。
など、これらが予防につながるそうです!
高崎整体ネイバーマン
天気に体調が振り回されるのは大変お辛いことだと思います。そんな方は今回の内容を是非試してみてください!高崎整体ネイバーマンでは、なかなか改善しない慢性的なお体の不調を少しでも良い方向へと導けるよう、施術や運動指導を行っております。天気に左右される症状も、ファシアのケアで改善された例が沢山あります。ご自身のケアで改善が感じられない場合は、お気軽にご相談ください!
- 2023-06-09
- カテゴリー:豆知識
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