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暑い日はシャワーでオッケー?それとも湯船に浸かる?


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!突然ですが皆さんはお風呂で湯船に入る派ですか?シャワーで済ませる派ですか?普段湯船に入る派でも、暑い夏になるとシャワーで済ませるという方も多いと思います。入浴は自律神経を整えるひとつの武器になるそうです。今回は、その方法についてお伝えしていこうと思います!ご興味のある方はぜひ読んでみてください。

交感神経と副交感神経

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。体のスイッチをオンにする交感神経と、スイッチをオフにする副交感神経です。これらがバランスよく働くことで、私たちは環境に適応し、生命維持が行えています。

行動的な側面から例を挙げて説明すると、大昔、人間が食糧調達のために狩りに出ていた時代、獲物の位置を確認するために常にセンサーを敏感にして、草むらが少しでも動いたらそちらに注意が向けられるように働いていたのが交感神経です。副交感神経はその逆で、休息やリラックスする時に働く神経です。

現代社会における私たちの生活も、活動的な時間と休息時間に分かれています。どちらかだけでは不健康なイメージですよね。これらを体の中でコントロールしてくれている交感神経と副交感神経はどちらも必要な体の機能なんです!

現代社会での過剰な交感神経の活動

交感神経も副交感神経も、私たちにとっては必要な体の機能です。ただし、過度な交感神経の活動はセンサービンビンのバッキバキ覚醒状態のようなものなので、狩りをすることのなくなった現代社会においても、体のわずかな違和感や痛み、痺れなどに敏感になってしまうことがあるそうです。

これら2つの自律神経は、シーソーの傾きや天秤ように、どちらかが活発になると、もう片方がお休みするようになっています(正確にはそうでない神経活動もあるようですが割愛)。なので副交感神経を優位に立たせれば、自然とバッキバキに働いてる交感神経をお休みさせることができるという訳です。

日常生活の中での一つのポイントとして、上手な入浴は疲労回復を促し、副交感神経を優位に立たせることができるそうですよ!

自律神経を整える上手な入浴法

自律神経を整える上手な入浴法は、

  • 38度くらいのお湯に20分〜30分間浸かる。
  • ベッドや布団で入眠する1時間前に入浴する。

だそうです。

38度程度のお湯でゆっくりと温まると、全身の血液の循環が良くなり、ほどよ〜く汗をかくことで体に溜まった老廃物が排出されます。また、お湯の中では、浮力によって体にかかる体重が1/10程度になるので、下半身や体幹はプカプカ浮き、筋肉や関節の疲れがとれてリラックスします。

20分〜30分という時間は背骨の奥にある脊髄までお湯の温かさが届く時間だそうです。体の芯まで温まったところでお風呂から出て、そこからゆっくりと1時間ほどかけて体温が下がっていくと、自然と気持ちよい眠気が来るように体はなっているそうです。

このようにして、入浴でリラックス効果を感じ、その後のスムーズな入眠を習慣づけることで、過度な交感神経の働きを抑制させ、副交感神経とのバランスを保つことができるようになると言われています。ちなみに42度以上の熱いお湯は、逆に血圧や脈拍を急激に上昇させるので、体のスイッチがオンになり、交感神経が優位に働いてしまいますので、なかなか疲れが取れなくなってしまうそうです。

心臓や肺への負担が心配な方は、半身浴でもOKだそうですよ!

面倒だからシャワーで済ますのはアリ?

暑い日には、シャワーで済ましちゃえ!という方も多いと思います。ただ、今回ご紹介した入浴法は、体の芯(脊髄)までゆっくりと温めることでのリラックス効果と、質の良い入眠リズムを作ることによって自律神経のバランスを整えることを目的としています。なかなか忙しくて長くはお湯には浸かれない。。という方も、シャワーだけで済まさず、少しの時間でも良いので湯船へ入った方が良いみたいです😊

高崎整体ネイバーマン

いかがでしたでしょうか?自律神経の不調は生活習慣からもアプローチすることができます。習慣を変えることは決して簡単なものでは無いケースもありますが、ご自身の体が良い方向へと向かっていることを考えて、無理せず意識することから始めてみると良いかもしれませんね!高崎整体ネイバーマンでは、皆様のお体の不調を改善するために、施術や運動指導、生活のアドバイスなどを行っています。お一人で抱え込まれているお体の悩みなどがありましたら、何でもお気軽にご相談ください!

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