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あなたの知らないお水の話


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です。人の体は水でできているなんて話を聞いたことがあると思います。今回の記事では、水が人の体でどのような役割を担っているのか、そのひとつにスポットを当ててお話ししていきます。ご興味のある方はぜひ読んでみてください!

人の中の水

人の体は水でいっぱいです!成人では体の約60%が水だそうです。

この60%は、40%が細胞内液(細胞の中の水分)で20%が細胞外液(細胞の外の水分)だそうです。さらに、この20%の細胞外液は、15%が間質液で、5%が血液だそうです。ここで今回注目するのは、細胞外液の中の15%を占める間質液です!痛みにも関係している可能性がある間質液について深掘っていきましょう!

間質液は人体最大の器官?

間質液とは、簡単にいうと細胞と細胞の間にある水分です。2018年に発表された論文によると、若者では20%を超える割合で体の中に存在しているそうで、人体最大の器官なのではないか?と考えられているようです!

器官だということは、胃や腸などの臓器と同じ枠組みということです。なぜ水が器官なのでしょうか?

間質液の機能

間質液が胃や腸などの臓器と同じ枠組みとなる理由は、水(間質液)が衝撃緩衝材としての機能を持っている可能性があるからだそうです。また、細胞から発せられる信号を、他の場所に伝える役割を担っている可能性もあるそうです!

水の話ですよ?すごく面白いですよね!筋膜にも水分がたっぷり入っています。腰や股関節を押すと足先まで痛みが響く!なんてことがありますが、水が痛みを伝えてる可能性についても議論されています。筋膜の健康を保つには、水分摂取がセルフケアとして挙げられています。とにかく水は体にとって大切なものだと言うことです!

筋膜と水の関係

筋膜の中にも水が沢山入っているとお話ししましたが、筋膜を構成する水は、主に筋膜内のヒアルロン酸に含まれています。ヒアルロン酸は、とても保水力が高く、1gで6ℓもの水分を含むことができると言われています。そして、運動不足や運動のしすぎ、病気や怪我をして固定されていた部分の筋膜は、異常な状態として硬くなってしまうことがあるそうです。硬いという状態は、ヒアルロン酸内の水分が脱水のような形になっている状態だそうです(硬い、脱水、という言葉はわかりやすいような表現として使用しています。正確には重合という分子の状態変化です。)。

この状態の筋膜は、硬くなった部位や、関連部位の運動機能低下や痛みを発生させる可能性があると言われています。筋膜を良い状態に保つためのひとつには、体の中の水分が深く関係していると言われています。

1日の必要な水分摂取量

体の中の水分量を良い状態に保つには、単純にこまめに水分摂取をすることもセルフケアとして良い方法だそうです。1日に必要な水分摂取量はこのように計算します↓

体重(kg)×年齢別必要量(ml)=必要水分量

【年齢別必要量】

30歳未満・・・40ml
30~55歳・・・35ml
56歳以上・・・30ml

ぜひ意識して水を飲むようにしてみましょう!

高崎整体ネイバーマン

高崎整体ネイバーマンで行わせていただく手技の1つに筋膜リリースがあります。当店の筋膜リリースは、体の表層に近い場所にある筋膜に対して、軽い圧迫と摩擦刺激を加えることで、筋膜内のヒアルロン酸の状態を良くすることを狙っています。なかなか良くならない痛みや痺れにお悩みの方は、ぜひお気軽にご連絡ください!

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