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坐骨神経痛症状のある坐骨神経を見てみよう!


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!お尻やもも裏、足まで症状の広がる可能性のある坐骨神経痛、その症状に悩まされている方々が当店をご利用されるケースも多いです。今回は、そんな坐骨神経痛の症状が出現している場合の坐骨神経自体は、一体どのような状態になっているのか、エコーを見ながら確認していきましょう!

坐骨神経の場所

上の図は、右足のお尻からもも裏までを後ろから見た図です。詳しいことは割愛いたしますが、坐骨神経は、お尻の奥にある股関節のインナーマッスルである梨状筋という筋肉の下から出てきて、もも裏にあるハムストリングスという大きな筋肉の下へと潜り込んでいきます。坐骨神経に限らず、神経の周りにはファシアと呼ばれる構造物や、脂肪(ファシアに含まれる)が存在し、これらが神経とその周りの筋肉などとの摩擦を軽減する役割を持ち、体の中を神経がある程度の自由度を持ってツルツルと滑って動ける余裕を確立しています。

坐骨神経痛の原因

筋肉の間などを走行している坐骨神経ですが、接している筋肉の硬さや、坐骨神経と筋肉との間の癒着などが生じると、坐骨神経自体の血行不良などにより、坐骨神経の担当領域に痛みや痺れを発生させる可能性があると言われています。坐骨神経自体にトラブルがなくても、椎間板ヘルニアなどの背骨に近い部分のトラブルでも、坐骨神経痛を生じる場合があると言われています。

実際に坐骨神経を見てみよう!

それでは、坐骨神経痛のある状態の坐骨神経をエコーを使って実際に見てみましょう!今回は、下の画像のオレンジの丸の部分で確認してみます!

エコーでみる坐骨神経

下の動画は、坐骨神経痛のある方に対して、施術前後の坐骨神経の状態をエコーで観察しているものです。坐骨神経を写した状態のまま、エコーでもも裏を押すことで、坐骨神経が周囲の筋肉との間でどのように動いているのかを観察しています。施術前(before)の坐骨神経は、周りの筋肉にベタベタに張り付いているのか、動きがあまり出ていません。一方で、施術後(after)の坐骨神経は、周りの筋肉の間をニュルニュルと滑って移動できるのが確認できます。

この方の場合は、施術により坐骨神経周囲の動きが良くなったことで、もともとあったもも裏や足の症状は改善されました。

高崎整体ネイバーマン

いかがでしたでしょうか?坐骨神経痛の原因は、一つではありませんが、今回の動画にあったように、神経周りの硬さが原因となる場合も存在します。高崎整体ネイバーマンでは、姿勢や体の動きの確認や、エコーを使用した詳細な身体評価を行い、施術の前に不調の原因を探し出します。なかなか良くならないお体の不調でお困りの方は、お気軽に高崎整体ネイバーマンにご相談ください!

続かないセルフケア 長続きの秘訣


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!お体に関するセルフケアなど、やった方がいいと分かっていても始められない、初めても長続きしない、沢山ありますよね。でも安心してください。あなただけではありませんから。今回は、やった方が良いと分かっていてもセルフケアが続かない!と言う方に対して、セルフケアを長続きさせる秘訣をご紹介して行こうと思います。ぜひ読んでみてください!

AIに聞いてみよう

まずは今話題のAIツールに質問してみました。質問内容は「セルフケアが長続きしないのはなぜですか?」です。回答は以下のように出ました。

【回答】セルフケアが長続きしない理由は様々ありますが、代表的なものは以下の通りです。

  1. 目標が明確でない:セルフケアを始める前に、どのような目標を設定するかを考えることが重要です。具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持することができます。
  2. 習慣化が難しい:セルフケアを習慣化するには、継続的な努力が必要です。しかし、習慣化することは容易ではなく、しばしば忘れたり怠けたりすることがあります。
  3. 結果が出ない:セルフケアを続けているにもかかわらず、改善が見られない場合、モチベーションが下がることがあります。しかし、症状が改善されるまでには時間がかかる場合がありますので、継続的な取り組みが必要です。
  4. 忙しさやストレス:忙しい生活やストレスがある場合、セルフケアを続けることが難しくなることがあります。ストレス解消や時間管理など、セルフケアに役立つ方法を見つけることが大切です。

セルフケアを続けるためには、目標を明確にし、習慣化するための工夫をすることが重要です。また、継続的な努力と忍耐が必要であることを覚えておくことも大切です。自分に合ったセルフケア方法を見つけ、自分自身を励まし、継続することで、体調や健康状態の改善が期待できます。

的確ですね〜。でも、忙しいし疲れてるし、習慣化できないから困っているんだよ〜。努力と忍耐ができていれば質問してないよ〜。と感じるのも正直なところです。この課題をどう乗り越えていきますか!一緒に考えていきましょう!

人の原動力はどこから来るのか?

皆さんは、健康診断に行っていますか?時間とお金を使って必ず決まったタイミングで行けている。という人だけではないと思います。健康診断に限らず、健康管理が大切なのは十分承知していても、なかなか腰が重くて行動に移せない人も沢山いらっしゃると思います。人が行動を起こす時の原動力はなんなのでしょうか?

行動の原動力

人が行動を起こす時の究極の原動力は、「欲望と恐怖」この二つを強く感じたときに一気に行動力が爆上がりすると言われています。日常生活を思い返して見てください。いつもと違う新しい行動を起こした時は、「あれが欲しい」「あの人のようになりたい」「こうはなりたくない」「もうあんなこと経験したくない」など、欲望や恐怖のどちらかに関連していることが多いと思います。

逆に言うと、セルフケアが長続きしない理由は、忙しさや疲労、ストレス、これらを解消するための休息時間への欲望の方が、健康管理を維持する欲望に勝ってしまっていると言うことが予想できます。では、どうすればセルフケアを長続きさせることができるのでしょうか?

セルフケアを始める・長続きさせるための秘訣

ここまでお伝えした内容を踏まえて、実際にセルフケアを長続きさせる秘訣についてお伝えしていきます。AIが回答した内容ができれば良いのですが、それができないから困っています。なので、セルフケアを長続きさせるために最も重要なのは、セルフケアを始めるための原動力の部分だと思います。それでは見ていきましょう!

①まずはサボる

まずはセルフケアのことは一切考えなくて良いと思います。ただし、サボると言うのは、単にダラダラすると言うことではなく、自分の時間を大切にすると言うことです。

好きなことをやると言えばイメージがつきやすいと思います。もし、ダラダラするのが好きな人は、ダラダラするでOKです。ソファーに横になって寝るのが1番好きな幸せタイムなら思う存分寝ていきましょう。本を読むのが好きな人は、本を読む時間を作り、スポーツが好きな方はスポーツをする時間を作り、誰かと会って話すことが好きな人は誰かと会う時間を意識して作りましょう。

好きなこと、やりたいことがまず初めにあなたが叶えたい欲望です。そこを疎かにしてセルフケアを続けていれば、セルフケア自体が恐怖となり、その恐怖は、どうにかしてセルフケアを回避したいと言う原動力に繋がりかねません。

②目標は考えるのではなく見て欲望を駆り立てる

AIの回答にも、目標設定が大切だとありました。「1日10回〇〇をする!」「いつまでに〇〇kg痩せる!」など、活字にして目標を設定するのはとても大切です。ただ、これだけでは、いずれ「やった方が良いのは分かってるけど・・・」に変わってしまいます。「健康診断は行ったほうが良いと分かっているけど・・・」と同じように、「1日10回〇〇するって決めたけど・・・」「〇〇kg痩せると決めたけど・・・」となりかねません。ではどうすれば良いのか?

目標は、リアルを見るのが一番行動に繋がります!

今は動画サイトなどで、好きな動画がいつでも無料で見れます。どこかの痛みを改善するセルフケアを継続したいのであれば、カッコよく、美しくセルフケアをしている人の動画を沢山見ましょう!カッコいい、美しいでなくてもOKです。要は、症状を改善すると言うよりは、症状を改善するために行動している人の中に憧れを持てる人を作りましょうと言うことです。健康習慣をつけたい人や、ダイエットをしている方も同じことが言えます。健康的でいつも笑顔な魅力溢れる人や、自分の憧れの人が動いている映像を見たり、自分が手に入れたいものを手に入れている人に出会う機会を増やすことで、あなたの欲望を刺激することができます。できれば画面の動画ではなく、直接目の前で見れるとなお良いですね!

③恐怖を知る

少々荒々しいやり方ですが、何かを長続きさせる為に効果的であるのは間違いないので、一応紹介いたします。人の行動の原動力は、欲望と恐怖とお伝えしました。そのため、なりたい自分とは真逆の、絶対になりたくない自分を見たり知ったりすることで、強烈な危機回避意識を感じることができます。症状があれば、その症状がひどくなってしまった体験談を探したり、健康習慣をつけたければ、不健康極まりない状態の人や物を見ることでその効果は発揮されます。この方法は、自分に対してストレスをかける方法なので、あまり考えすぎてしまうと精神的に疲れてしまったり、セルフケアを過度にやり過ぎてしまったりと、一つの感情に捕らわれすぎてしまうことにも繋がりかねませんので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?AIが言うような、「目標を明確にして、継続的に、結果が出なくても忍耐強く、ストレスを解消しながらセルフケアを続ける」といった行動の前に、ご自身にセルフケアを行うための原動力を蓄えることが、長続きの秘訣だと私は考えています。まずはご自身の生活を大切に、そして欲望と恐怖をうまく使いながら取り組んでみてくださいね!

高崎整体ネイバーマン

高崎整体ネイバーマンでは、お悩みを持つ皆様の生活が少しでもより良いものとなるよう、情報発信をしています。今回は、セルフケアの継続についてお伝えしましたが、そもそも自分にとってどんなセルフケアが良いのかわからない方や、ご自身だけでなく、誰かに協力してもらいたいとお考えの方も沢山いらっしゃると思います。高崎整体ネイバーマンでは、お一人お一人に合わせたオーダーメイドの施術やセルフケアのご提案をさせていただいております。何か不安なことなどございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね!

肩が上がらない!中身を見てみよう


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です。四十肩・五十肩の症状には、肩の関節がカチコチに硬くなってしまい、手を上げる動きや、洋服を着替える動き、お風呂で背中を洗う動きなどができなくなってしまうものがあります。そんな肩の状態ですが、実際に中身はどうなっているのでしょう?エコーを使ってその一部を見てみましょう!

肩の靱帯

四十肩や、五十肩で肩が動かなくなってしまっている人の多くは、肩にある、烏口上腕靱帯(うこうじょうわんじんたい)という靱帯の周辺が硬くなっているケースがとても多いです。今回は、この烏口上腕靱帯を見てみましょう!

烏口上腕靱帯の位置

下の図は、人の肩の中身です。

この図は色々なものを取り除いてシンプルに書いてありますが、烏口上腕靱帯の位置は下の図のような場所にあります。

実際には、烏口上腕靱帯は色々な筋肉や靱帯と連続しているものなので、ここまではっきりと位置が区切られているわけではありませんが、今回このピンクの部分で烏口上腕靱帯を観察してみたいと思います。

エコーでみる烏口上腕靱帯

それでは早速肩の中身をのぞいてみます。下のエコー画像が、先ほどの場所で烏口上腕靱帯の周辺を観察したものです。

ピンク色のラインで囲まれた部分が烏口上腕靱帯と思われる場所です。ここから肩を動かしてみます!烏口上腕靱帯の周辺はどのように動くでしょう?

烏口上腕靱帯の動き

下の動画は、肩が硬くて上がらない方と、肩に不調のない方とで、烏口上腕靱帯周囲の動きを比較したものです。

右の動画では何も制限されることなくニュルニュルと動いているのに対して、左の動画では、動きの最後で烏口上腕靱帯周囲が突っ張っているのがわかると思います。このように、エコーを使用すると体の中身を観察することができるのです!

高崎整体ネイバーマン

高崎整体ネイバーマンでは、どのような症状に対しても、施術の前に必ずお体の不調の原因を探す身体評価を行います。エコーでの観察や、姿勢や関節の動き、その他様々な視点でお体の状態を確認した上で、なぜそこに施術をするのか、根拠のある状態で施術させていただきます。お体に不調を感じたら、お気軽に高崎整体ネイバーマンへご相談ください!

実は超ハイブリット!恐竜と比較した人の足


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!今回の記事では、私たち人間の足と、恐竜の足を見比べて、どんな違いや共通点があるのかをお伝えしています。ちょっと違う角度から足を考えるみると、何だか大事にしたくなってきますよ。ご興味のある方はぜひ読んでみてください!

ティラノサウルスの足を見てみよう

これがみんな大好きティラノサウルスですね!手ちっちゃいのは置いておいて、今回は足に注目していきます。みなさんは、この恐竜の足を見て、踵の位置がわかりますか?答えは下の画像です。

面白いですよね、実は、ティラノサウルスはつま先立ちで歩いているのです。いったいなぜでしょうか?

ティラノサウルスのつま先立ち

なぜティラノサウルスはつま先立ちをしているのでしょうか?それは、ジャンプする動きを思い出すとわかりやすいです。ラジオ体操のジャンプの動きを思い出してみてください。ジャンプして着地するときには、ゆっくり踵を地面につけることは行わず、つま先重心でピョンピョン跳ねると思います。これは、衝撃吸収と次の動きに移る瞬発力を維持している状態といえます。ティラノサウルスは肉食恐竜なので、俊敏な動きで獲物を捕獲し、生命を維持する必要があったため、常につま先立ちで俊敏な機能を兼ね備えた足に進化したと言われています。

ブラキオサウルスの足を見てみよう

これが、僕個人的に一番好きな恐竜、ブラキオサウルスです。この大きい体に長い首、そして大きな尻尾を四つ足で支えて歩いています。みなさんはブラキオサウルスの踵がどこにあるかわかりますか?答えは下の画像です。

踵が無い。。。ティラノサウルスには踵があり、つま先立ちをしているような足でしたが、ブラキオサウルスには踵が見当たらないので、つま先立ちという概念すら存在しません。むしろ足というより指のような感じです。こんなに大きな体を指だけで支えているのでしょうか?どうやらそれは違うようです。下の画像を見てください。

黄色い丸で囲んだ部分にみっちり脂肪が詰まっています。なぜこのような構造なのでしょうか?

ブラキオサウルスの足の脂肪

上の画像で見たように、ブラキオサウルスには踵が無く、そこには脂肪がぎっしり詰まっていました。ブラキオサウルスは、草食恐竜で、高い木の上の植物なども余すことなく食べられるように、体は巨大化し、首も長ーく進化しました。足にぎっしり脂肪が詰まっている構造は、逃げ回る獲物を捕獲して食べるティラノサウルスとは異なり、食べ物は脱げることがない植物が対象になるので、動き回る事よりも大きな体を支えるために、衝撃吸収や負荷の分散を行う機能にフォーカスした構造になっていると言われています。

人の足はどうなっている?

それでは人の足を見ていきましょう!

ティラノサウルスと比較した人の足

ティラノサウルスは、常につま先立ちで俊敏に動き回れる機能がありました。実は人の足にも同じような構造があります。下の画像を見てください。

ティラノサウルスのようにつま先立ちになると、人の足は土踏まずのアーチが高くなるような構造になっています。この現象には、ウィンドラス機構という名称があり、指が上に反ると、足底にある腱膜が伸長され、伸長された腱膜に引き上げられるように足の裏の筋肉が持ち上がる現象です。人が地面を蹴って歩く際に、しっかりと歩幅が確保されていれば、後ろ足になった方の足の指は、上に反る形になります。するとウィンドラス機構により、足のアーチが高くなります。ここで足底の腱膜が引き伸ばされることで高くなったアーチには、元の形に戻ろうとする力が働くため、いわゆるバネのような働きとなり、前へと進んで歩くための推進力を得ていることになります。ティラノサウルスが俊敏に動くために使用していた足のポジションになると、人も同じように動きを生み出す姿勢となるのです。

ブラキオサウルスと比較した人の足

次はブラキオサウルスと人の足を比較してみましょう!ブラキオサウルスには、踵の位置にたくさんの脂肪がありました。人の足の脂肪はどのようになっているのでしょうか?下の図を見てください。

図の、A、P、T、Cと書いてある場所が、人の足にある脂肪です。やっぱり人にも脂肪がありましたね!この中で、Cの脂肪に注目してください。この部分の脂肪は、踵部脂肪体(しょうぶしぼうたい:Calcaneal fat pad)と言います。人の踵部脂肪体には、衝撃吸収や負荷の分散という役割があり、ブラキオサウルスが持つ脂肪と同じような機能を持っているのです。異なることとすると、ブラキオサウルスと比べ、人の足には踵の骨があることです。人は、歩くときに踵から地面に接地することで、踵の骨がコロンと転がり前方への推進力を稼いでいます。踵部脂肪体は、踵が接地した際の衝撃吸収としても働くので、動きの中での役割も兼ね備えているのです。

ハイブリッドな機能を持つ人の足

ここまでお伝えしたように、ティラノサウルスと同じような構造で生み出す瞬発力と、ブラキオサウルスと同じような機能で生み出す負荷の分散機能、この2つを兼ね備えたハイブリッドな足を持っているのが我々です。果たしてこの足の機能をしっかりと使えているでしょうか?私たちの生活は、車や電車などの移動手段がほとんどで、歩く機会は昔と比べかなり少なくなっていると思います。近年では、携帯電話アプリやテレビゲームが普及して、子供達ですら走り回る機会が少なくなってしまった印象があります。

これらの構造や機能が破綻するとどうなるのでしょう?踵部脂肪体は萎縮して薄くなってしまうため、衝撃吸収機能や負荷を分散することができなくなり、踵の痛みを感じたり歩行機能が低下してしまうかもしれません。扁平足などで常に足底の腱膜が緩んだ状態では、ウィンドラス機構がうまく働かず、足で地面を蹴り出す機能も低下してしまうかもしれません。このような機能低下が足にある状態でも、人は重力に逆らって地面に立ち、二足歩行で歩きます。機能低下の代償は膝や股関節、背骨や腕、肩や首にやってくることも少なくありません。

だだし、私たちの体には、環境に適応する能力が備わっています。要は、使ってあげれば、ある程度必要な分の機能は回復するということです。野生に帰ろう!とまでは言いませんが、ときには散歩をしてみたり、スポーツで汗を流す機会を作ったりするもいいですよね!

今回お伝えしたような元々備わっている足の機能を考えながら、ただただご自身の足を見つめてみてください。なんだかもっと大事にしたいなあという気持ちになってきます🦶

高崎整体ネイバーマン

高崎整体ネイバーマンでは、症状のある場所に対する施術を行うのと同時に、必要に応じて、再発予防のエクササイズもご提案させていただきます。もちろん踵部脂肪体の状態や、ウィンドラス機構の状態もチェックすることができます。現在の症状のある場所にトラブルが生じたのは、今回の内容のように、足の機能低下が関係しているケースもたくさんあります。なかなか解決しないお体の不調にお悩みの方は、お気軽に高崎整体ネイバーマンへご相談くださいね😊👍

脂肪が原因の痛みとセルフケア


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!皆さんは、脂肪が原因の痛みがあることをご存知でしたか?皮膚を摘み、厚く硬くなった脂肪を潰されると、イテテテと感じることもあると思います。脂肪が厚い場所は痛いというイメージがありますが、実は体型に関係なく、痩せ型の人も肥満体型の人も、変わらず脂肪が存在し、そこにトラブルが生じると、皮膚を摘んだりしていない状態でも痛みとして感じる場合があります。今回は、脂肪が原因の痛みと、そのセルフケアについてお伝えしていますので、ご興味のある方は読んでみてくださいね!

脂肪の構造

脂肪が原因の痛みを知る前にまずは脂肪の構造について理解しましょう!皮膚の下の脂肪である皮下脂肪は、実は2層構造になっています。下の図をご覧ください。

なぜ脂肪は2層構造になっているのでしょうか?まずはそこから説明していきます。

脂肪の2層構造とその機能

2層ある脂肪を1層ずつ、どのような構造で、どのような役割があるのかをみていきましょう!

1層目の脂肪

1層目の脂肪は、丸い形をした脂肪の粒が集まってできています。丸い形をしているので、衝撃吸収機能に優れていて、外からの刺激から体を守る役割があります。どこかに体をぶつけて、筋肉や骨がすぐに傷つかないのは、この1層目の脂肪が衝撃を吸収してくれているというのもその理由のひとつなのです。

2層目の脂肪

2層目の脂肪は、扁平な形をした脂肪の粒が集まってできています。扁平な形をしているので、ツルツルと滑る機能があり、皮膚や筋肉の滑らかな動きを助けています。手や足を動かした際に、皮膚がつっかえることなく筋肉を収縮できるのは、この2層目の脂肪が皮膚と筋肉の間の摩擦を軽減しているというのもその理由のひとつとです。この扁平な形をした脂肪は、皮下脂肪だけでなく、血管や神経、筋肉と筋肉の間などにも存在し、それぞれの構造物が体の中でよく動けるように滑走性を高める手助けをしています。

脂肪にある神経の役割

脂肪はただそこに存在し、形の性質から役割を果たしているだけでなく、脂肪の周辺には神経がたくさん存在し、私たちの体と密接にリンクしています。それぞれの神経の役割をみていきましょう!

1層目の脂肪と神経

1層目の脂肪は衝撃を吸収する役割があるので、外から入った刺激がどのくらいの強さで体に刺激を入れてきたのかを感じ取る必要があります。そこで感じた情報を私たちの体に伝えることで、体は自分の身を守るために、自動的に刺激に反応することができます。そのため、1層目の脂肪の中やその周辺には、外からの刺激を感知するセンサーがたくさん存在しています。

2層目の脂肪と神経

2層目の脂肪は、周辺組織の滑走性を助ける役割があるので、皮膚や筋肉がどちらの方向に動いたのかを感じ取る必要があります。例えば、腕が右に動いたら、左ではなく正しく右に動いているという感覚をキャッチするように、2層目の脂肪の周辺には、動きを感知するセンサーがたくさん存在しています。

2層の脂肪の間にある浅筋膜

1層目と2層目の脂肪の役割についてお伝えしましたが、もう一つ大切なものがあります。それは、浅筋膜(せんきんまく)というものです。

外からの刺激を感知する1層目の脂肪と、体の動きを感知する2層目の脂肪、その間に存在している浅筋膜は、一体何をしているのでしょうか?その役割は、様々ありますが、そのひとつとして、2種類の脂肪の機能がごちゃ混ぜにならないように、2つの脂肪を境界線として分ける役割があります。この位置に浅筋膜がないと、体を動かしただけで、外から刺激が入った!と勘違いしてしまったり、外からの刺激で、体が動いた!と勘違いしてしまうことになります。

脂肪や浅筋膜の異常

ここまでにお伝えした、脂肪や浅筋膜ですが、これら一体が固くなってしまうことで、痛みや痺れを感じてしまうことがあります。

正常では、1層目の脂肪はふわふわしていて、2層目の脂肪もツルツル動きます。これが、両方もしくはどちらか一方、または浅筋膜含め全体が、何らかの理由で硬くなってしまうと、脂肪同士の間でストレスが生じたり、浅筋膜がうまく役割を果たせない状態になってしまい、体には感覚のエラー情報が入力されてしまいます。ここでいうエラーは、痛みや痺れの感覚として感知されることがあります。

体には、このようなトラブルが生じることもありますので、肩こりや腰痛の痛みの原因は、筋肉や関節だけでなく、脂肪の硬さが原因になっている場合もあるのです。

脂肪が原因の痛みに対するセルフケア

ボディーチェック

まずは、脂肪に原因があるかどうかを調べるために、ボディーチェックをしていきましょう!次の手順でチェックしてみてください!

  1. 肩こりや腰痛のある首や腰を動かしてみて、症状が強くなる動きを探しましょう。
  2. 痛い動き(症状が強くなる動き)がわかったら、痛い場所やその周辺の皮膚を触り、下の写真のように色々な方向に皮膚をニュルっと動かしてみます。
  3. ひとつひとつの方向に皮膚を動かしたまま、痛かった動きをしてみて、少しでも痛みが軽減される方向の皮膚の動きが見つかれば、脂肪に痛みの原因があるかもしれません。その場所がセルフケアポイントとなります!

セルフケア

セルフケアポイントがわかったら、実際にケアしていきましょう!

下の動画のように、見つけたポイントを2〜3分ニュルニュル動かし続けます。さするのではなく、ニュルニュルがポイントです。皮膚が動く程度の優しい力で続けましょう!終わったら、もう一度痛かった動きをやってみて、痛みが軽減しているのを感じてみましょう!

高崎整体ネイバーマン

筋肉をケアしても関節をケアしても、なかなか症状が改善しない場合があると思います。そんな時はこの記事を思い出して、ぜひ試してみてください。それでも、良くならない場合ももちろんあります。人の体はとても複雑です。高崎整体ネイバーマンの施術でも、必ず痛みの原因がどこからきているのかを把握するためのボディーチェックを行います。ボディーチェックを行わずに施術へ入ることはありません。ご自身で痛みがなかなか良くならなくて不安な思いをされている方がいましたら、お気軽に高崎整体ネイバーマンまでご相談ください!

自分でできる腰痛対処法〜座位重心編〜


こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!この記事では、座っていると腰が痛くなってしまう方で、特に左右どちらかの腰に痛みが出る方が、痛みが出た際に自分でできる対処法の一つを紹介しています。ご興味のある方はぜひ読んでみてください!

痛みの場所を確認しよう!

まずはご自分の腰痛が、右にあるのか、左にあるのか、そしてその痛みは手のひらで「この辺」と示せる痛みなのか、または指1本で「ここ」と示せる痛みなのかを確認しましょう!ここで確認した痛みの位置と範囲で対処法が異なりますので、下の図の例を参考にしてご自身で確認してみてください。

環境準備

座り姿勢で腰が痛くなってしまう場合は、ご自身の体以外にも、環境に原因がある場合があります。以下のものを確認しましょう!

  • 机や椅子の高さ
  • 椅子の材質

机や椅子や高さ

まずはご自分に合った椅子や机の高さを知っておくことが大切です。下の図は、体に合っている椅子や机の見分け方です。こちらを参考に、今使用している椅子や机を調整してみてください!

  • 机の高さは、肘が約90度曲がった先にキーボードやノートなどがあるようにすると良いと言われています
  • 椅子の高さは、膝が座面より少し高い程度で90度以上曲がり、その際に足の裏全てが地面に着く高さが良いと言われています。

もっと正確に決めたいという方には、以下のような計算をして、ご自分に合った机や椅子を選択することができます。

  1. 自分の身長×0.25−1=最適な椅子(座面)の高さ
  2. 自分の身長×1/6=椅子の座面から机までの最適な距離

1の計算では、自分に合った椅子の高さがわかり、2の計算では、自分に合った座面と机までの距離がわかるので、最適な椅子の高さに2の計算で出た数値を足すことで、最適な机の高さがわかります。例えば、身長が182㎝の人であれば、182×0.25−1=44.5㎝となるので、最適な椅子の高さは、床から座面が44.5㎝の椅子となります。また、2の計算では182×1/6=30.333…㎝となるため、1の計算で出た44.5㎝に2の計算で出た30.333…㎝を足すと、44.5+30.333…=74.833…㎝となるため、74.833…㎝が最適な机の高さとなります。

椅子の材質

次に椅子の材質です。長時間座る椅子は、固すぎず柔らかすぎずという非常に曖昧な表現になってしまいます。要は、クッション性が強く、お尻が沈み込むほど柔らかいものは腰に負担がかかりやすくなってしまいますし、硬すぎる座面も、長時間座ると骨盤の骨が突出している坐骨部分などに負担がかかり、痛みを感じる場合もあります。最近売られているオフィスチェアは、この辺りの材質はとても良いものが多いので安心かと思います。長時間座る椅子は、カチカチ&ふわふわは避けましょうという程度で問題ないかと思います。

現在の腰痛を和らげる方法

ここからが本題です。長時間椅子に座っていると腰が痛くなってしまう方が、痛みが出た際に自分で痛みを和らげるための対処法の一つを紹介させていただきます。腰痛といっても原因が様々ありますが、今回の方法は左右どちらか一方に腰痛があり、主に、筋肉や筋膜、腰の関節周囲に慢性的な原因がある場合に効果が得られやすいものです。ぎっくり腰のような急性腰痛や、足の痺れを伴う腰痛、歩けないほどの腰痛がある場合には効果が得られない場合や症状が悪化する可能性がありますのでご注意ください。

腰痛改善アイテム

今回の方法では、一つだけアイテムを使用します。それは小さめのクッションです。

画像はイメージです。本当はこのクッションの半分ほどの大きさで、正方形のものがあればベストですが、なかなかちょうど良いものは売っていないので、その場合は仕方がないと思います。クッションの厚みは、5〜8㎝ほどが良いです。10cmまで厚みがあると厚すぎるかもしれません。薄いクッションを折りたたんで調節すると良いかもしれません。ご自身で作成できる方はぜひ挑戦してみてください!具体的なサイズは以下です。参考にしてみてください。

  • 大きさは手のひらがギリギリ収まる程度の正方形
  • 厚みは5〜8㎝程
  • 硬さは柔らかすぎず、指で強く押すと座面の感触がなんとか指に伝わる程度のもの

腰痛を和らげる方法

それでは、腰痛を和らげる方法を具体的に説明していきます。先ほど説明したクッションを使用します。方法は至って簡単で、座っている椅子とお尻の間にクッションを挟む。ただそれだけなのですが、それぞれの症状の部位と範囲によってクッションを入れる位置が異なります。下の図のように初めに確認していただいたご自身の痛みの部位と範囲を思い出してみてください。

痛みの部位と範囲を確認できたら、以下を図を見てください。

この図は、椅子に密着しているお尻を表現した図で、体の真上からお尻を見ているような状態をイメージしてください。図の上が前で、下が後ろ、左右はそのままです。

この図に、症状に合わせたクッション位置を記載すると下の図のようになります。

  • 右の腰に指一本で示せる痛みがある→お尻の左前にクッションを入れる。
  • 右の腰に手のひらで示せるような広範囲な痛みがある→お尻の右後ろにクッションを入れる。
  • 左腰に指一本で示せる痛みがある→お尻の右前にクッションを入れる。
  • 左の腰に手のひらで示せるような広範囲な痛みがある→お尻の左後ろにクッションを入れる。

このように症状の部位と範囲によって、クッションを入れる位置を決めていきます。具体的な例を紹介していきますね。

具体例

右の腰に指一本で示せる痛みがある場合

右の腰に指一本で示せる痛みがあり、いつもワンポイントの場所を指で強く押したくなる方は、図のピンクで示した位置にクッションを入れてみてください。おそらく普段の痛みが軽減されるのがわかると思います。

右の腰に手のひらで示せる広範囲な痛みがある場合

右の腰に手の平で示せる広範囲な痛みがあり、いつも痛みのある範囲の中でいろいろな場所を押したくなる方は、図のピンクで示した位置にクッションを入れてみてください。おそらく普段の痛みが軽減されるのがわかると思います。

注意点

注意点は以下のようなものがありますのでご確認いただいてから試してみてくださいね。

  1. 椅子や机の高さを可能な限りご自分に合ったものに設定してから行う。
  2. ぎっくり腰のような急性腰痛症状や、痺れを伴う腰痛、立てないほどの腰痛は症状を悪化させる場合がありますので行わない。
  3. 毎日長時間、今回の方法でクッションを入れ続けると、姿勢の歪みから新たな症状を作り出してしまう場合があるため、辛い時、または辛くなりそうな時に使用して、腰痛が和らいだらクッションを外す。
  4. 効果を感じない場合は行わない。

高崎整体ネイバーマン

今回の内容はいかがだったでしょうか?体の痛みは日常生活でのパフォーマンスを低下させてしまいます。皆様の腰痛が少しでも良くなることを願っています。

今回の方法で症状の改善が得られない場合は、腰ではなく、背中の方に原因があるかもしれません。背中だけではなく、体のどこかの機能低下に起因して、様々な要素から腰痛を発症している場合もあります。なかなかご自分一人では腰痛改善が難しいという方は、一人ぜ抱え込まず、お気軽に高崎整体ネイバーマンまでお問い合わせください!