- 骨盤の歪みってどういう状態?
- 手や腕の症状!首や胸が原因?
- 別の場所に痛みを飛ばす「関連痛」
- 坐骨神経痛症状のある坐骨神経を見てみよう!
- 続かないセルフケア 長続きの秘訣
- 肩が上がらない!中身を見てみよう
骨盤の歪みってどういう状態?

こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!骨盤の歪み、骨盤の開き、骨盤矯正、最近よく聞きますよね。でも実際歪みや開きはどのような状態なのでしょうか?そもそも骨盤は歪んだり開いたりするものなの?と、今日はそんな内容になっています。ご興味のある方は読んでみてください!
骨盤
まずは、骨盤とはどこを指すのでしょう。下の図を見てみます。

骨盤は、左右の腸骨(ちょうこつ)、恥骨(ちこつ)、坐骨(ざこつ)からなる骨が、仙骨を横から挟んでいるような構造となってます。仙骨の先端には尾骨があり、これら全てを含めて骨盤と呼びます。骨盤の後ろ側では、左右の腸骨と仙骨が仙腸関節という大きな関節となり、前側では左右の恥骨が恥骨結合で繋がっています。
仙腸関節も、恥骨結合も、グラグラと動かないように靭帯で補強されています。
骨盤の歪みとは
それでは骨盤の歪み、開きとはどのようなものなのでしょうか?とても抽象的な表現なので、歪み、開きとはどこが悪いのか全くわかりません。何らかの原因によって、骨盤を構成している骨の形状自体が歪んでしまっている場合は、手でどうにか元に戻すのは不可能でしょう。歪む、開くと表現されているものは一体何なのでしょうか?
骨盤全体の傾き
歪みと表現されているものの一つは、骨盤全体の傾きだと思われます。

全体の傾きというのは、上の図の丸で囲った骨盤部分を全体として、これが一塊に(車のハンドル操作のように)右や左に傾くことです。右に傾いている。左に傾いている。前に傾いている。後ろに傾いている。などの状態です。ただし、骨盤は、一塊になっているため、骨盤自体の歪みというよりは、背骨や股関節からの影響によって決定される傾きです(立っている時の休めの姿勢がわかりやすいですかね)。
仙腸関節の動き
もう一つ、骨盤の歪みや開きの原因としてよく表現されるのが、仙腸関節です。

上の図は、骨盤を後ろから見たもので、赤丸で囲った部分が左右の仙腸関節です。この仙腸関節は、仙骨と左右の腸骨で構成されている関節ですが、関節というだけあって、骨だけで考えた時に少しだけ動くことができる構造になっています。そして、左右の腸骨に対して仙骨の動きやすい方向が決まっています。

上の図は、仙骨を右横から見た図です。仙骨は、腸骨に挟まれながらも、骨の形状上、緑矢印と青矢印(図に書いていない逆回転も)の方向には、よく動く構造となっています。これに対して、赤矢印方向には全然動きません。
ただし、これは骨だけで考えた時のみです。初めに説明した通り、実際には関節は強靭な靭帯で補強されているため、体の中ではほとんど動きません。ある研究では、通常動くのは1mm以下(歩いている時には0.3〜0.6mm、出産時は多くても2mm以下)と言われています。では、ほとんど動かないのになぜ関節なのでしょうか?
仙腸関節が全くもって動かない状態を想定したコンピューター解析では、仙腸関節があるべき場所に関節が存在しないと、動作時の負荷が極端に仙腸関節付近の骨に集中してしまうことがわかったそうです。つまり、仙腸関節はほとんど動きませんが、関節が存在し、わずかな遊びがあることで、動作中の負荷が分散され、その負荷を骨盤周囲の強靭な靭帯で吸収している構造になっているのです。
長くなりましたが、仙腸関節には可動域がありますが、負荷を分散するためのわずかな遊びとしての動きであり、靭帯で補強されているため、ほとんど動くことは無い、つまり、補強している靭帯へ過度なストレスがかかることはあっても、靭帯損傷や関節の変形や炎症が無い限り、何cmも開いたり歪んだりすることは無いということがわかっているそうです。
恥骨結合の開き
最後に、骨盤の前側にある、恥骨結合についてです。

恥骨結合は、これもまた靭帯で補強されていますし、結合という名前が付いているだけあって、そう簡単には、ずれたりしないそうです。ただし、女性の場合は、妊娠・出産の際にリラキシンというホルモンが分泌されることで、全身の靭帯結合や関節が緩みます。その影響で、出産の際に、まれに恥骨結合離開という状態になることがあるそうです(1%未満の確立で起こるそう)。この場合は気づかないことが無いほどの痛みを感じるため、不調があるというレベルでは無いそうです。恥骨結合離開ではない正常の緩みは産後数ヶ月で元に戻っていくことがわかっています。
結論
仙腸関節の炎症や恥骨結合離開、骨盤を構成する骨の骨折・変形、骨盤周囲靭帯への過度なストレスによる症状は存在しますが、歪む、開くという表現に対しては以下のようなことが言えます。
- 骨盤の傾きは、骨盤自体の歪みではなく、背骨や股関節などの問題
- 骨盤は簡単に歪まないし開かない(仙腸関節は動いても1-2mm程度、恥骨結合がずれると激痛)
- 産前産後の緩みは数ヶ月で元に戻る(そもそも緩むだけで常に開いているわけではなく開いても2mm以下)
高崎整体ネイバーマン
情報過多な現代では、ネット検索やSNSで、欲しい情報がすぐに手に入ります。骨盤の歪みと検索しても全てをチェックするのは不可能な情報量です。当店にも、骨盤についての情報を沢山もっているお客様が多くご来店いただきます。骨盤矯正をしてほしい。骨盤の歪みをとってほしい。そう言われることも少なくありません。確かに骨盤周囲由来の症状はあります。ただ、骨盤が開く、骨盤が歪むというワードのインパクトがあまりにも強すぎて、中には潜在的に恐怖心をあおられてご来店されている方もいらっしゃる気がしてしまいます。今回の記事で、あれ?骨盤てそう簡単に開かない?歪まない?他の原因かな?と感じた方もいると思います。症状には、人それぞれの原因があります!しっかりとお体をチェックして一番効果的な方法で症状を改善していきましょう!
- 2023-05-06
- カテゴリー:豆知識
手や腕の症状!首や胸が原因?

こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!手の痺れ、腕の重だるさ、肘の芯が疼く、など、手や腕の症状に悩まれている方がいらっしゃいます。この記事では、そんな症状がどこから来るのか、原因となる可能性のひとつをお伝えしています。ご興味のある方はぜひ読んでみてください!
手や腕の症状の原因
手や腕に症状が出る場合、原因となる場所は人それぞれ異ります。症状のある場所の筋肉が疲労していて痛みが出る場合もあれば、何らかの原因で関節に負担がかかっていることで痛みが出る場合など様々です。その中で、首や肩、胸周りに原因があることで手や腕に症状を出してしまうものがあります。病院では「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」と診断されるものです。今回は、この胸郭出口症候群についてお伝えしていきます。
胸郭出口症候群
胸郭出口症候群とは、首の筋肉や、鎖骨と肋骨の間、肩の筋肉と肋骨の間などで、首から出て腕に行く神経や血管が絞め付けられたり、圧迫されたりすることで、その神経や血管が担当している領域に症状が出現するものです。症状の例としては、以下のようなものがあります。
- 腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じる。
- 肘から先や手の小指側に沿ってうずくような痛み、刺すような痛み、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害が生じる。
- 手の握力低下と細かい動作がしにくくなる。
- 手の筋肉の萎縮(いしゅく)により、手の甲の骨の間がへこみ、手のひらの小指側のもりあがり(小指球筋)がやせてくる。
- 腕の血行が悪くなり、腕は白っぽくなり、痛みが生じる。
- 手・腕が青紫色になる。
などです。それでは具体的にどのあたりが悪くなると、このような症状が出るのかをみてみましょう!
胸郭出口症候群の原因
胸郭出口症候群は、首から出る神経や血管が圧迫されてしまうなどで症状が出現してしまうと説明しましたが、具体的には、下の図のような場所で神経血管が圧迫されやすいと言われています。

英語でわかりづらいですが、4つイラストがあるうちの右下の大きなイラストが、右の肩〜胸を前から見ているものになります。右上のイラストでは鎖骨の下で血管が圧迫されやすい場所を表しています。左上のイラストは、首から肋骨にかけてくっついている筋肉の間で、神経や血管が圧迫されやすい場所です。左下のイラストは、肩の筋肉と肋骨の間で神経や血管が圧迫されやすい場所です。
このように、神経や血管が、骨や筋肉でできたトンネルから出てくる場所への慢性的な負荷は、胸郭出口症候群の発症の原因となる可能性があると言われています。
胸郭出口症候群のリスクを見つける
上のイラストでもわかるように、胸郭出口症候群と関係のある筋肉は、肋骨にくっついています。つまり、肋骨がこれらの筋肉にストレスのかかる形となり、可動性が低下している状態が、胸郭出口症候群を発症させるひとつのトリガーになることがわかります。ここからは、肋骨の形をセルフチェックする方法をお伝えします!
肋骨のセルフチェック
早速肋骨のセルフチェックをしていきます!できれば鏡の前に立って、ご自分の体を目で見ながらチェックしていきましょう!
鎖骨チェック
まずは、鎖骨の位置から確認していきます!下の図のように鎖骨の一番内側を、下から触ってみましょう。

ここでのチェックポイントは、左右の鎖骨の高さです。どちらかが下、どちらかが上というように、左右の鎖骨の位置関係を把握しておきます。
胸骨チェック
次に胸骨の位置を確認していきます。下の図のように、鎖骨と鎖骨の間にある骨と、みぞうちにある骨を触ってみましょう。

ここでのチェックポイントは、上の指と下の指を結んだ線が、床に対して概ね一直線に降りているかです。例えば、上の指に対して下の指が極端に左にずれているなどしている場合には、胸骨が自分から見て時計回りに回転するような歪みがあることがわかります(正常でも歪みはあります)。
肋骨のチェック
最後に肋骨のチェックです。肋骨のチェックは、実際に触るのもようですが、今までにやった鎖骨と胸骨のチェックを照らし合わせることで、肋骨全体の歪みを予想することができます。
例えば下の図のような場合です。

この図では、自分から見て右の鎖骨が下に下がり、胸骨の下先っちょが左にシフトしています。この状態では、肋骨が次の図のように歪むことが予想できます。

自分から見て胸骨が時計回りに歪むことで、胸骨についている肋骨も一緒に連鎖して位置を変えます。この場合は、右の肋骨がお辞儀をするように下を向き、左の肋骨が見上げるように上を向くように向きが変化します(上半分の肋骨です。下半分の肋骨は上半分と異なる動きをする場合があります)。
胸郭出口症候群のリスク
先ほどのような歪みがあると、どのような影響があるのでしょうか?下の図をみてください。

緑の丸は、初めに説明した、胸郭出口症候群の原因となりうる筋肉が存在している場所です。この図のように、右の肋骨が下を向くようにお辞儀をしてしまうと、首から肋骨についている筋肉は引き伸ばされ、鎖骨や肩甲骨から肋骨についている筋肉も、短縮(人によっては過度な伸張)してしまうことが予想できます。肋骨の歪みから、筋肉にトラブルが生じ、胸郭出口症候群を発症してしまうと、症状として、右腕や手に不快感を感じてしまいます。
胸郭出口症候群の改善方法は?
胸郭出口症候群の改善方法ですが、今回ご紹介した胸骨時計回りの右肋骨お辞儀パターンで説明しようとしても、人それぞれこの肋骨の歪みの原因が異なっていることがほとんどです。右の大胸筋という胸の筋肉が硬いことで歪んでしまうこともありますし、左の外腹斜筋という筋肉の硬さでも同じ歪みを作ってしまう可能性があります。足部や股関節の歪みをカバーするために肋骨がこのような形をとっているだけの場合もあります。
もちろん、今回ご紹介した肋骨の歪みではなく、首の骨や腕に問題がある場合もあります。すべての胸郭出口症候群にはこれをやればOK!というセルフケアがお伝えできないのが歯痒いところです。
高崎整体ネイバーマン
高崎整体ネイバーマンでは、胸郭出口症候群のような症状に対して、原因を見つけるために、しっかりと原因分析を行なっていきます。その人その人に合った方法で、施術やセルフケア指導を行わせていただきます!お困りの方は、お気軽にご連絡くださいね!
- 2023-04-19
- カテゴリー:豆知識
別の場所に痛みを飛ばす「関連痛」

こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!皆さんは関連痛という言葉を聞いたことはありますか?足が痛いから足をマッサージしても痛みが変わらない。お尻が痛いからお尻のストレッチをしても変化がない。このように、痛みを感じている場所に対策をしても期待する効果が得られない時は、別の場所から飛んできている痛みかもしれません。そういった痛みを関連痛と呼ぶ場合があります。今回は、そんな関連痛についてのお話です。ご興味のある方はぜひ読んでみてください!
関連痛とは?
冒頭に説明した通り、別の場所から飛んでくる痛みを関連痛と呼ぶ場合があります。正式には、《原因部位に局在するだけでなく、原因部位に隣接する、あるいは離れた部位に発生する痛み》と定義されています。
関連痛の種類
ここからは、関連痛の種類と、それらがどのようなものなのかを説明していきます!
内臓から来る関連痛
内臓に何らかの異常があると、体の表面に痛みを飛ばすことがあると言われています。それぞれの臓器とそれに関連する痛みの部位は以下の図のようになっていると言われています。

筋肉から来る関連痛
詳しい部位は割愛いたしますが、筋肉由来の関連痛も存在すると言われています。痛みの出発点は、トリガーポイントと呼ばれることもあり、特定の筋肉内にあるトリガーポイントを押すと、押した場所とは別の場所に痛みを感じることがあります。慢性的に筋肉に硬さのある場所などがトリガーポイントとなる場合があります。
骨から来る関連痛
骨というよりは、正確には骨の表面を覆う骨膜(こつまく)という部分から、関連痛が生じる場合もあると言われています。骨膜には、その場所によって担当している神経が異なり、ある一点の場所に刺激が加わり続けることで、同じ神経が担当している別の場所に痛みを飛ばしてしまうことがあるそうです。骨への刺激というのは、主に筋肉の硬さや、過度な筋肉の使用が考えられます。筋肉は、腱となり骨膜に付着しているからです。
血管から来る関連痛
血管は、体の各部位に栄養を送るための担当血管がそれぞれの部位ごとに決まっています。血管の周りには、自律神経が豊富に存在しているため、血管周囲の硬さや癒着などにより、血管周囲にある自律神経に過度な刺激が加わり続けると、関連痛として痛みを感じる場合があると言われています。血管由来の痛みは、異常のある血管の栄養領域全体に関連痛を発生させる可能性があると言われています。
その他の関連痛
その他の関連痛として、筋肉の表面を覆っている筋膜性の関連痛や、靭帯周囲(関節周囲)から来る関連痛があります。また、神経周囲に問題がある場合や、背骨付近のトラブルで足に関連痛が広がる場合もあります。ここからは、腰周辺のトラブルで生じやすい関連痛について紹介していきます。
腰周辺のトラブルで生じやすい関連痛
下の図は、腰痛に伴い感じることの多い関連痛マップです。

仙腸関節周囲から来る関連痛
仙腸関節とは、仙骨を左右から挟むように構成されるお尻の大きな関節です。この関節は、靭帯補強が強力にされており、それぞれの靭帯に負担がかかっったり、関節面に過度な負担がかかると、仙腸関節から別の場所に関連痛を飛ばしてしまいます。仙腸関節由来の関連痛は、連続性が無いのが特徴で、「お尻とふくらはぎ」「お尻とすね」というように、痛みの場所が飛び飛びになるのが特徴と言われています。
椎間板から来る関連痛
腰の背骨と背骨の間には、椎間板というクッションが存在しています。この椎間板に異常がある際も、関連痛を発生させる場合があります。椎間板由来の関連痛は、比較的、異常のある場所と離れることは無いようですが、左右両方に痛みが出るのが特徴と言われています。
椎間関節から来る関連痛
椎間関節とは、一つ一つの背骨と背骨を繋いでいる関節です。椎間関節由来の関連痛は、足に痛みが飛んでいくことがあるそうです。ただし、痛めている椎間関節側だけの痛みであり、太ももより下には痛みが飛んでいかないのが特徴と言われています(絶対では無い)。
神経根から来る関連痛
神経根とは、神経が背骨から出てくる大元の部分です。この場所で神経周囲が硬くなってしまったり、神経自体に負担がかかってしまうと、関連痛を発生させることがあります。神経根由来の関連痛は、一本の線で示せるような連続性のある痛みが特徴と言われています。
まとめ
今回様々な関連痛について説明をしましたが、紹介しきれなかったものもまだまだたくさんあります。関連痛で重要なのは、原因が異なっていても、痛みの場所がオーバーラップしている箇所があるということです。今回紹介した二つの図の中にも、同じ場所に痛みを感じる可能性がありながら、原因部位が異なる場合があることがわかると思います。要は、足が痛いから痛い場所が原因!と断定できないことはもちろん、その場所に痛みを感じさせる原因部位は、たくさん挙げられるということです。
高崎整体ネイバーマンでは、痛い場所自体の詳細な状態把握もとても大切にしています。それに肉付けする形で、関連痛という別の視点から症状を考えることが改善の近道となる場合があります。
高崎整体ネイバーマン
高崎整体ネイバーマンでは、痛みの原因部位を見つけるために、必ず詳細な身体評価を行います。身体評価を行わずに施術を行うことはありません。この症状は骨だ!筋肉だ!筋膜だ!内臓だ!と施術者の得意分野で一か八かの勝負をするのではなく、広い視点を持ちお一人お一人のお体の不調に対して向き合っていきます。お体の不調でお困りの方は、お気軽に高崎整体ネイバーマンへご相談ください。
- 2023-04-12
- カテゴリー:豆知識
坐骨神経痛症状のある坐骨神経を見てみよう!

こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!お尻やもも裏、足まで症状の広がる可能性のある坐骨神経痛、その症状に悩まされている方々が当店をご利用されるケースも多いです。今回は、そんな坐骨神経痛の症状が出現している場合の坐骨神経自体は、一体どのような状態になっているのか、エコーを見ながら確認していきましょう!
坐骨神経の場所

上の図は、右足のお尻からもも裏までを後ろから見た図です。詳しいことは割愛いたしますが、坐骨神経は、お尻の奥にある股関節のインナーマッスルである梨状筋という筋肉の下から出てきて、もも裏にあるハムストリングスという大きな筋肉の下へと潜り込んでいきます。坐骨神経に限らず、神経の周りにはファシアと呼ばれる構造物や、脂肪(ファシアに含まれる)が存在し、これらが神経とその周りの筋肉などとの摩擦を軽減する役割を持ち、体の中を神経がある程度の自由度を持ってツルツルと滑って動ける余裕を確立しています。
坐骨神経痛の原因
筋肉の間などを走行している坐骨神経ですが、接している筋肉の硬さや、坐骨神経と筋肉との間の癒着などが生じると、坐骨神経自体の血行不良などにより、坐骨神経の担当領域に痛みや痺れを発生させる可能性があると言われています。坐骨神経自体にトラブルがなくても、椎間板ヘルニアなどの背骨に近い部分のトラブルでも、坐骨神経痛を生じる場合があると言われています。
実際に坐骨神経を見てみよう!
それでは、坐骨神経痛のある状態の坐骨神経をエコーを使って実際に見てみましょう!今回は、下の画像のオレンジの丸の部分で確認してみます!

エコーでみる坐骨神経
下の動画は、坐骨神経痛のある方に対して、施術前後の坐骨神経の状態をエコーで観察しているものです。坐骨神経を写した状態のまま、エコーでもも裏を押すことで、坐骨神経が周囲の筋肉との間でどのように動いているのかを観察しています。施術前(before)の坐骨神経は、周りの筋肉にベタベタに張り付いているのか、動きがあまり出ていません。一方で、施術後(after)の坐骨神経は、周りの筋肉の間をニュルニュルと滑って移動できるのが確認できます。
この方の場合は、施術により坐骨神経周囲の動きが良くなったことで、もともとあったもも裏や足の症状は改善されました。
高崎整体ネイバーマン
いかがでしたでしょうか?坐骨神経痛の原因は、一つではありませんが、今回の動画にあったように、神経周りの硬さが原因となる場合も存在します。高崎整体ネイバーマンでは、姿勢や体の動きの確認や、エコーを使用した詳細な身体評価を行い、施術の前に不調の原因を探し出します。なかなか良くならないお体の不調でお困りの方は、お気軽に高崎整体ネイバーマンにご相談ください!
- 2023-04-11
- カテゴリー:豆知識
続かないセルフケア 長続きの秘訣

こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です!お体に関するセルフケアなど、やった方がいいと分かっていても始められない、初めても長続きしない、沢山ありますよね。でも安心してください。あなただけではありませんから。今回は、やった方が良いと分かっていてもセルフケアが続かない!と言う方に対して、セルフケアを長続きさせる秘訣をご紹介して行こうと思います。ぜひ読んでみてください!
AIに聞いてみよう
まずは今話題のAIツールに質問してみました。質問内容は「セルフケアが長続きしないのはなぜですか?」です。回答は以下のように出ました。
【回答】セルフケアが長続きしない理由は様々ありますが、代表的なものは以下の通りです。
- 目標が明確でない:セルフケアを始める前に、どのような目標を設定するかを考えることが重要です。具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持することができます。
- 習慣化が難しい:セルフケアを習慣化するには、継続的な努力が必要です。しかし、習慣化することは容易ではなく、しばしば忘れたり怠けたりすることがあります。
- 結果が出ない:セルフケアを続けているにもかかわらず、改善が見られない場合、モチベーションが下がることがあります。しかし、症状が改善されるまでには時間がかかる場合がありますので、継続的な取り組みが必要です。
- 忙しさやストレス:忙しい生活やストレスがある場合、セルフケアを続けることが難しくなることがあります。ストレス解消や時間管理など、セルフケアに役立つ方法を見つけることが大切です。
セルフケアを続けるためには、目標を明確にし、習慣化するための工夫をすることが重要です。また、継続的な努力と忍耐が必要であることを覚えておくことも大切です。自分に合ったセルフケア方法を見つけ、自分自身を励まし、継続することで、体調や健康状態の改善が期待できます。
的確ですね〜。でも、忙しいし疲れてるし、習慣化できないから困っているんだよ〜。努力と忍耐ができていれば質問してないよ〜。と感じるのも正直なところです。この課題をどう乗り越えていきますか!一緒に考えていきましょう!
人の原動力はどこから来るのか?
皆さんは、健康診断に行っていますか?時間とお金を使って必ず決まったタイミングで行けている。という人だけではないと思います。健康診断に限らず、健康管理が大切なのは十分承知していても、なかなか腰が重くて行動に移せない人も沢山いらっしゃると思います。人が行動を起こす時の原動力はなんなのでしょうか?
行動の原動力
人が行動を起こす時の究極の原動力は、「欲望と恐怖」この二つを強く感じたときに一気に行動力が爆上がりすると言われています。日常生活を思い返して見てください。いつもと違う新しい行動を起こした時は、「あれが欲しい」「あの人のようになりたい」「こうはなりたくない」「もうあんなこと経験したくない」など、欲望や恐怖のどちらかに関連していることが多いと思います。
逆に言うと、セルフケアが長続きしない理由は、忙しさや疲労、ストレス、これらを解消するための休息時間への欲望の方が、健康管理を維持する欲望に勝ってしまっていると言うことが予想できます。では、どうすればセルフケアを長続きさせることができるのでしょうか?
セルフケアを始める・長続きさせるための秘訣
ここまでお伝えした内容を踏まえて、実際にセルフケアを長続きさせる秘訣についてお伝えしていきます。AIが回答した内容ができれば良いのですが、それができないから困っています。なので、セルフケアを長続きさせるために最も重要なのは、セルフケアを始めるための原動力の部分だと思います。それでは見ていきましょう!
①まずはサボる
まずはセルフケアのことは一切考えなくて良いと思います。ただし、サボると言うのは、単にダラダラすると言うことではなく、自分の時間を大切にすると言うことです。
好きなことをやると言えばイメージがつきやすいと思います。もし、ダラダラするのが好きな人は、ダラダラするでOKです。ソファーに横になって寝るのが1番好きな幸せタイムなら思う存分寝ていきましょう。本を読むのが好きな人は、本を読む時間を作り、スポーツが好きな方はスポーツをする時間を作り、誰かと会って話すことが好きな人は誰かと会う時間を意識して作りましょう。
好きなこと、やりたいことがまず初めにあなたが叶えたい欲望です。そこを疎かにしてセルフケアを続けていれば、セルフケア自体が恐怖となり、その恐怖は、どうにかしてセルフケアを回避したいと言う原動力に繋がりかねません。
②目標は考えるのではなく見て欲望を駆り立てる
AIの回答にも、目標設定が大切だとありました。「1日10回〇〇をする!」「いつまでに〇〇kg痩せる!」など、活字にして目標を設定するのはとても大切です。ただ、これだけでは、いずれ「やった方が良いのは分かってるけど・・・」に変わってしまいます。「健康診断は行ったほうが良いと分かっているけど・・・」と同じように、「1日10回〇〇するって決めたけど・・・」「〇〇kg痩せると決めたけど・・・」となりかねません。ではどうすれば良いのか?
目標は、リアルを見るのが一番行動に繋がります!
今は動画サイトなどで、好きな動画がいつでも無料で見れます。どこかの痛みを改善するセルフケアを継続したいのであれば、カッコよく、美しくセルフケアをしている人の動画を沢山見ましょう!カッコいい、美しいでなくてもOKです。要は、症状を改善すると言うよりは、症状を改善するために行動している人の中に憧れを持てる人を作りましょうと言うことです。健康習慣をつけたい人や、ダイエットをしている方も同じことが言えます。健康的でいつも笑顔な魅力溢れる人や、自分の憧れの人が動いている映像を見たり、自分が手に入れたいものを手に入れている人に出会う機会を増やすことで、あなたの欲望を刺激することができます。できれば画面の動画ではなく、直接目の前で見れるとなお良いですね!
③恐怖を知る
少々荒々しいやり方ですが、何かを長続きさせる為に効果的であるのは間違いないので、一応紹介いたします。人の行動の原動力は、欲望と恐怖とお伝えしました。そのため、なりたい自分とは真逆の、絶対になりたくない自分を見たり知ったりすることで、強烈な危機回避意識を感じることができます。症状があれば、その症状がひどくなってしまった体験談を探したり、健康習慣をつけたければ、不健康極まりない状態の人や物を見ることでその効果は発揮されます。この方法は、自分に対してストレスをかける方法なので、あまり考えすぎてしまうと精神的に疲れてしまったり、セルフケアを過度にやり過ぎてしまったりと、一つの感情に捕らわれすぎてしまうことにも繋がりかねませんので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?AIが言うような、「目標を明確にして、継続的に、結果が出なくても忍耐強く、ストレスを解消しながらセルフケアを続ける」といった行動の前に、ご自身にセルフケアを行うための原動力を蓄えることが、長続きの秘訣だと私は考えています。まずはご自身の生活を大切に、そして欲望と恐怖をうまく使いながら取り組んでみてくださいね!
高崎整体ネイバーマン
高崎整体ネイバーマンでは、お悩みを持つ皆様の生活が少しでもより良いものとなるよう、情報発信をしています。今回は、セルフケアの継続についてお伝えしましたが、そもそも自分にとってどんなセルフケアが良いのかわからない方や、ご自身だけでなく、誰かに協力してもらいたいとお考えの方も沢山いらっしゃると思います。高崎整体ネイバーマンでは、お一人お一人に合わせたオーダーメイドの施術やセルフケアのご提案をさせていただいております。何か不安なことなどございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね!
肩が上がらない!中身を見てみよう

こんにちは!高崎整体ネイバーマンの浅賀です。四十肩・五十肩の症状には、肩の関節がカチコチに硬くなってしまい、手を上げる動きや、洋服を着替える動き、お風呂で背中を洗う動きなどができなくなってしまうものがあります。そんな肩の状態ですが、実際に中身はどうなっているのでしょう?エコーを使ってその一部を見てみましょう!
肩の靱帯
四十肩や、五十肩で肩が動かなくなってしまっている人の多くは、肩にある、烏口上腕靱帯(うこうじょうわんじんたい)という靱帯の周辺が硬くなっているケースがとても多いです。今回は、この烏口上腕靱帯を見てみましょう!
烏口上腕靱帯の位置
下の図は、人の肩の中身です。

この図は色々なものを取り除いてシンプルに書いてありますが、烏口上腕靱帯の位置は下の図のような場所にあります。

実際には、烏口上腕靱帯は色々な筋肉や靱帯と連続しているものなので、ここまではっきりと位置が区切られているわけではありませんが、今回このピンクの部分で烏口上腕靱帯を観察してみたいと思います。
エコーでみる烏口上腕靱帯
それでは早速肩の中身をのぞいてみます。下のエコー画像が、先ほどの場所で烏口上腕靱帯の周辺を観察したものです。

ピンク色のラインで囲まれた部分が烏口上腕靱帯と思われる場所です。ここから肩を動かしてみます!烏口上腕靱帯の周辺はどのように動くでしょう?
烏口上腕靱帯の動き
下の動画は、肩が硬くて上がらない方と、肩に不調のない方とで、烏口上腕靱帯周囲の動きを比較したものです。
右の動画では何も制限されることなくニュルニュルと動いているのに対して、左の動画では、動きの最後で烏口上腕靱帯周囲が突っ張っているのがわかると思います。このように、エコーを使用すると体の中身を観察することができるのです!
高崎整体ネイバーマン
高崎整体ネイバーマンでは、どのような症状に対しても、施術の前に必ずお体の不調の原因を探す身体評価を行います。エコーでの観察や、姿勢や関節の動き、その他様々な視点でお体の状態を確認した上で、なぜそこに施術をするのか、根拠のある状態で施術させていただきます。お体に不調を感じたら、お気軽に高崎整体ネイバーマンへご相談ください!
- 2023-04-05
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